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・ちいさいモモちゃん
・オバケちゃん
・ふたりのイーダ
 
 
 
 

お知らせ

 

松谷みよ子事務所 法人から個人事業へ

松谷みよ子事務所 法人から個人事業へ
 
 母が存命中には、平成25年より母の自宅に法人を置き、有限会社松谷みよ子事務所を運営して参りましたが、昨年より10年近くは住んでおります、滋賀県大津市の自宅に個人事業とし松谷みよ子事務所を移しました。
 
 児童図書の出版社全体が、長い間子供たちに愛されてきた本は出版せず、新人の本を書店に置くというシステムになってしまいましたので、母の本も重版される事もなくなって参りました。
 その中で、東京と滋賀の往き来はなかなかできません。
 母の自宅はできれば、記念館のような形にして、文庫も開放したいのですが、しばらくお時間を戴きます。
 お陰様で、大好きな琵琶湖を眺めながらのんびりと過ごしております。
 
 平成時代に生じました著作権問題も、解決の見通しはつきませんが、松谷みよ子事務所といたしましては、下記の通り単純化する事と致しました。
 
1,素人の方々、学術研究の方々には、著作権使用の対価が発生しませんので、自由に読み聞かせや、研究ができます。
2,玄人の方々は、1年以上前には企画内容を作成し、著作権使用許諾の契約を交わします。
3,ボランティアと称して、助成金を含む対価を得る場合には、著作権使用は認めません。
 
      松谷みよ子作品の著作権使用許諾先 090-8104-2563 瀬川たくみ
 

黒姫高原へ行って参りました

黒姫高原へ行って参りました
 

先日、代表を含めスタッフ数名にて、挨拶をかねて黒姫童話館へ行って参りました。

当日は猛暑の晴天でしたが、奥信濃にある黒姫高原は緑の匂いのする自然の涼やかな風に吹かれ、清涼感あふれる避暑地でした。

 

黒姫高原には、みよ子先生の別荘があり、黒姫伝説をもとに民話も書かれていますので、深い絆があります。

(さらに、黒姫高原は信州、信州といえば、みよ子先生の疎開先であり、師である坪田譲治先生と出会い、のちに夫婦で採訪し信濃の民話を刊行するなど、切っても切れないゆかりの地です。)

そんな場所に建っている黒姫童話館にはみよ子先生の貴重な資料も展示している、松谷みよ子コーナーがあります。他にも、近代的で綺麗な館内にグリムやアンデルセンにまつわる工夫をこらした展示や、信州の民話コーナーもあります。別館の「童話の森ギャラリー」では現在「リサとガスパール&ペネロペ展」を開催しています。

 

また、みよ子先生が黒姫に行くときは必ず立ち寄り、昔からお付き合いのある 元ペンションのふふはり亭にもよりました。

お茶をご馳走になり、ふふはり亭のご主人と奥様の南さんご夫妻にはお世話になりました。

みなさんも、ぜひ機会がありましたら、黒姫高原へ行ってみてくださいね。

 

 

黒姫高原へ行って参りました!

黒姫高原へ行って参りました!
 
黒姫高原展望台より野尻湖を臨む
 
黒姫童話館前にて
 
ふふはり停にて
 

8月6日によせて

8月6日によせて
 
 

みよ子先生の最期のことばは戦争のことは、絶対に忘れてほしくないわねでした。

戦争体験者でもあるみよ子先生は、数々の戦争の文学も遺しています。

86日によせて、改めてその数々をご紹介いたします。

みよ子先生の戦争に対する思いを感じていただきたいと思います。

 

 

 

ふたりのイーダ(講談社)★一人で歩く椅子が捜す女の子に何があったのか

 

ミサコの被爆ピアノ(講談社)★今も音を奏でる被爆ピアノのおはなし

 

黒いちょう(ポプラ社)★おひさまが心を痛めた男の子のおはなし

 

まちんと(偕成社)★広島で被爆した女の子のおはなし

 

ぼうさまになったからす(偕成社)★信州上田からからすが消えて

 

とうろうながし(偕成社)★平和への願い その思いをいつまでも

 

おいでおいで(国土社)★戦争を直に知るおはなしを胸に刻もう

 

 

 

 

 

一冊の本は

 

自分が読んでの宝物 親になっては子どもの宝物

 

じいちゃん ばあちゃんになった時には 孫の宝物

 

そうやって 語り継がれる物語の力は

 

心を育てる宝物

 

 

 

 

 

「秋田の民話」が刊行されました!

「秋田の民話」が刊行されました!
 
 

秋田は民話の処女地である。昔から文化もひらけ、鉱山、農業、漁業等に活溌な生業の歴史をもち、したがってそれぞれにまつわる民話も数多い。53篇の民話とわらべうたを収録。

 

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          ―  みよ子先生の思い出から  ―

信濃にひきつづき 秋田の民話採訪に入る 妊娠中のため現地へは 瀬川がほとんどでかけ、、私は資料整理にあたるが、「赤神と黒神」「八郎潟の八郎」など 雄大な話におどろく また三匹のイワナを一人で食べると竜になるという発想が『龍の子太郎』(一九六〇年講談社)を生む力となる

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 未来社 定価2,200円+税

 

 

 作品はここから多くの松谷みよ子絵本を生み出しています。その原点となる作品群。

 ●「赤神と黒神のけんか」

 ●「米福・粟福」

 ●「茂吉のねこ」

 ●「までまでふんどししめて」

 

 他にも「明治以降のはなし」として、5作品が収められており、若き夫婦が「現代の民話」を

木下順二先生から学んだ成果を残している貴重な1冊です。

 「信濃の民話」も子供たちに大人気の様子。この本も多くの子供たちに届けたいと思っています。

 

「信濃の民話」が刊行されました!

「信濃の民話」が刊行されました!
 
『東西の結び目に位置し、日本の屋根といわれる信州の自然のなかで伝承されてきた民話。自然と人間の戦いが生んだ祖先の英知・願望の結晶』
 
 1957年6月30日に未来社より発行されていた「信濃の民話」が、皆様の熱い
ご要望によって約半世紀ぶりに装いを新たに再刊されることになりました。
当時20代後半の瀬川拓男・松谷みよ子の二人が信州へ採訪に出かけ、その中から再
話した貴重な作品群で、一つ一つの世界観がその後の松谷文学のいしずえとなったと
も言えます。
ぜひ皆さま、手に取ってご一読くださいませ。
 なお、かつてのTBSテレビアニメ「まんが日本昔ばなし」に原話を提供するなど、当時「民話ブーム」を巻き起こすきっかけとなりました。
 
未来社 定価2,200円+税
 
         〈目次より〉
奥信濃 〇姥捨山 〇黒姫物語 〇おしになった娘 〇猫檀家
塩田平・佐久平 〇つつじの乙女 〇龍になった甲賀二郎
安曇野・筑摩の里 〇小泉小太郎 〇桔梗原の狐
諏訪湖・伊那谷 〇ねずみの御殿 〇まま子と苺の実 
木曽路 〇木やりをうたう狐 〇姫淵のうた  他