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赤ちゃんの絵本

 

あかちゃんのわらべうた

あかちゃんのわらべうた
 
「あかちゃんのわらべうた」(偕成社刊)も「あかちゃんの本」に匹敵するくらい丁寧に作られた素晴らしい本です。父と各地のわらべ歌を集めていた母は、子育てにその歌を取り込んでいました。「いたいいたいはとんでいけ」は、けがをした次女に母が歌ってあげた所、「向こうのお山にいたいいたいが飛んでったら、お山にいるおじいちゃんのあんよがもっと痛くなっちゃう。」とさらに大泣きされたので、作家として、これを覆さなければならないと奮起し、次女用に付け加えてできたわらべ歌です。このシリーズも画家の皆さんの力が見事で、今もヒット中の赤ちゃんと親が一緒に楽しめる絵本です。
文 瀬川たくみ
 

あかちゃんの本

あかちゃんの本
 
「あかちゃんの本」シリーズ(童心社刊)

母と当時の童心社の編集長だった稲庭さんとが相談し、赤ちゃんの本(愛読書)を作ろうと、企画された赤ちゃんの本シリーズです。
大人が寝る前に読書するように、赤ちゃんも寝る前に自分の愛読書として傍に置く本として企画されました。
昭和39年『おはなしだいすき』童心社刊に収められている「いないいないばあ」「いいおかお」「おふろでちゃぷちゃぷ」などが絵本化されました。
画家の方々の力も含め、いい時代の絵本作りだったと懐かしい作品群です。
この企画は、私も傍で聞いていて、赤ちゃんの愛読書とは、すごい発想だと思いました。この企画を聴いた瀬川康男さんが、「絵を担当させてほしい」と願い出て、この本は出発し、その後、他の画家も交えてシリーズ化されました。
母が、あかちゃんの為、動物たちの目線、色などをこと細やかに指導して出来上がっていきます。今でも、重版の表紙の色合いが違うと嫌がるほど、心細やかに大切にしている、赤ちゃんの為に生まれた「あかちゃんの本」です。